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中古のカローラツーリングを探していて、『同じ車なのに、年式で何が違うの?』と迷っていませんか。グレード名もエンジンも年式でばらばらで、比べにくいですよね。
結論から言うと、トヨタ カローラ ツーリングは2019年9月に出た1代だけで、歴代モデルはありません。ただ、中身は大きく3つの時期に分かれます。2019年9月〜2022年9月の前期、2022年10月〜2025年5月の後期、そして2025年5月からのハイブリッド専用期です。
この記事を読めば、型式と年式から「その車がどの時期の、どの仕様か」を見分けられるようになります。
カローラツーリングの歴代は1代だけ?
まず知っておきたいのは、「カローラツーリング」という車名は2019年からだということです。それより前のカローラのワゴンは「カローラ フィールダー」という別の車でした。
| 車名 | 時期 | ナンバー | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| カローラ フィールダー | 2000年〜2025年10月末(生産終了・メディア情報) | 5ナンバー | ツーリングの前身 |
| カローラ ツーリング | 2019年9月17日〜 | 3ナンバー(全幅1,745mm) | 現行の1代のみ(E210系) |
『昔のカローラツーリング』を探している方の中には、フィールダーのことを指している方もいるはずです。フィールダーとの違いはカローラフィールダーとツーリングの違いでくわしく書いています。
カローラツーリングの世代は現行の1代だけです。年式の違いは「前期(〜2022年9月)」「後期(2022年10月〜2025年5月)」「ハイブリッド専用期(2025年5月〜)」の3つで見ると分かりやすいです。グレード名とエンジンがこの区切りで変わっています。
前期・後期・現行の違いを一覧で
3つの時期の違いを、パワートレインとグレード名で並べるとこうなります。
| 時期 | パワートレイン | 主なグレード | 大きな特徴 |
|---|---|---|---|
| 前期(2019年9月〜2022年9月) | 1.8Lハイブリッド/1.8Lガソリン/1.2Lターボ(6速iMT) | W×B/S/G-X | MTが選べた唯一の時期 |
| 後期(2022年10月〜2025年5月) | 1.8Lハイブリッド(新世代)/1.5Lガソリン | W×B/G/X | Toyota Safety Sense刷新、10.5インチDA設定 |
| ハイブリッド専用期(2025年5月〜) | 1.8Lハイブリッドのみ | W×B/G/X/ACTIVE SPORT | ドラレコ・BSM等の標準化が進む |
前期の型式・グレード体系はメディア情報です。自分の車の仕様は、車検証の型式と初度登録年月で確かめるのが確実です。

前期(2019年9月〜2022年9月)はどんな車?
前期のいちばんの特徴は、パワートレインの選択肢が多いことです。ハイブリッドに加えて、1.8Lガソリンと、6速iMTの1.2Lターボがありました。
グレード名はW×B/S/G-Xの3つです。後期とはグレード名が違うので、中古車の表示で「S」や「G-X」と書かれていれば前期と分かります。
MTのカローラツーリングが欲しい方は、この前期の1.2Lターボを中古で探すしかありません。詳しくはカローラツーリングのMT(1.2Lターボ)は今買える?で書いています。
後期(2022年10月〜2025年5月)で何が変わった?
2022年10月3日の一部改良は、中身を見ると実質のマイナーチェンジです。変わったところが多いので、中古で選ぶ時の大きな境目になります。
- グレードをW×B/G/Xに再編(SとG-Xは廃止)
- ガソリン車を1.8Lから1.5L(M15A-FKS)に変更
- 1.2Lターボ(6速iMT)を廃止
- ハイブリッドを新世代に変更
- Toyota Safety Senseを刷新
- 10.5インチ ディスプレイオーディオを設定、コネクティッドナビに対応
実は、同じ「W×B」でも前期と後期では安全装備やディスプレイがかなり違います。グレード名だけで比べず、年式も一緒に見ておきましょう。
ハイブリッド専用期(2025年5月〜)の違い
2025年5月19日発売の一部改良で、ガソリン車がなくなり、全車1.8Lハイブリッドになりました。2026年9月時点で、新車で買えるのはハイブリッドだけです。
この改良では、前方のドライブレコーダー、ブラインドスポットモニター、安心降車アシスト、LEDフォグ、デジタルキーなどの標準化が進みました(グレードにより異なる)。Gには205/55R16のアルミホイールが標準になっています。
カローラツーリングの型式一覧と見分け方
型式は、車検証の「型式」欄に書かれています。型式を見れば、年式とパワートレインをかなり正確に絞り込めるんです。
| 型式 | 時期 | パワートレイン | 駆動 |
|---|---|---|---|
| ZWE211W | 前期 | 1.8Lハイブリッド | 2WD |
| ZWE214W | 前期 | 1.8Lハイブリッド | E-Four |
| ZRE212W | 前期 | 1.8Lガソリン(CVT) | 2WD |
| NRE210W | 前期 | 1.2Lターボ(6速iMT) | 2WD |
| ZWE219W | 後期〜現行 | 1.8Lハイブリッド | 2WD |
| ZWE215W | 後期〜現行 | 1.8Lハイブリッド | E-Four |
| MZEA17W | 後期 | 1.5Lガソリン(CVT) | 2WD(メディア情報) |
現行の型式は、車検証では「6AA-ZWE219W」のように頭に記号が付きます。旧型式(ZWE211W/ZWE214W/ZRE212W/NRE210W/MZEA17W)はメディア情報です。
- 車検証の「型式」欄を見る
- 上の表で、前期か後期〜現行かを確かめる
- 車検証の「初度登録年月」を見る
- ZWE219W/ZWE215Wなら、2025年5月の前か後かを初度登録年月で見る
- グレード名と装備を、その時期のカタログと照らし合わせる
『ZWE219Wなら全部同じ?』と思いますよね。実は、2022年10月から今まで同じ型式が続いているので、型式だけでは2024年や2025年の改良の前後は分かりません。初度登録年月と装備で見分けるのがコツです。

改良ごとの主な変化を年表で
発売から今までの主な改良と特別仕様車を、年表にまとめました。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2019年9月17日 | 発売。1.8HV(2WD/E-Four)・1.8ガソリン・1.2ターボ6MT。グレードはW×B/S/G-X |
| 2020年6月 | 特別仕様車 “2000 Limited”(2.0L・限定500台・メディア情報) |
| 2020年10月 | 2トーンカラー追加、17インチアルミのオプション設定(メディア情報) |
| 2021年4月 | 特別仕様車 “ACTIVE RIDE”(2.0L・メディア情報) |
| 2021年7月 | プラスサポート採用、ナノイーXなど(メディア情報) |
| 2021年11月 | 特別仕様車 “50 Million Edition”(メディア情報) |
| 2022年10月3日 | 一部改良。グレード再編、1.5Lガソリンへ、1.2ターボ廃止、TSS刷新 |
| 2024年4月2日 | パーキングサポートブレーキを全車標準、W×Bにシートヒーター等、ACTIVE SPORT設定(メディア情報) |
| 2025年5月19日 | ガソリン車廃止、ハイブリッドのみに。ドラレコ・BSM等を標準化(グレードにより異なる) |
| 2026年5月12日 | 新色追加、Xにスマートエントリーとナビレディパッケージ標準、ACTIVE SPORTを60周年記念仕様に |

特別仕様車の中身はカローラツーリングの特別仕様車の歴代一覧、改良ごとの細かな違いはカローラツーリングの一部改良・マイナーチェンジで何が変わったかでまとめています。
2024年と2026年の改良は中古でどう効く?
2024年4月の改良で、前後の静止物に反応するパーキングサポートブレーキが全車標準になりました。駐車が苦手な方には、この前後で安心感が違います。
2026年5月の改良では、いちばん安いXにスマートエントリーが標準になりました。X同士で比べるなら、ここも見どころです。
2026年5月に、ニュートラルブラックとエモーショナルレッドⅡが加わりました。中古車の色の表示に「アティチュードブラック」「セメントグレー」などがあれば、それは前の年式の色です。
旧カタログ・過去のカタログはどこで見られる?
『自分の年式のカタログが見たい』という方も多いですよね。前期のグレード構成や装備を確かめる時に、旧カタログは役に立ちます。
| 見たいもの | 探し方 |
|---|---|
| 現行のカタログ | トヨタ公式サイトのカタログ請求・デジタルカタログ |
| 過去の仕様・価格 | トヨタ公式の「過去の車種・グレード」系ページ、販売店に相談 |
| 取扱説明書 | トヨタ公式サイトで年式ごとに見られる |
| 前期の紙カタログ | ネットオークションやフリマの出品(状態はまちまち) |
例えばこんな使い方ができます。
「このW×B、前期ですよね。シートヒーターは付いていますか」
「前期のW×Bなので、カタログで装備表を確かめてみますね」
中古車の店頭表示だけでは装備が分からないこともあります。旧カタログの装備表と照らし合わせると、見落としが減りますよ!
中古で選ぶなら、どの年式が狙い目?
年式の違いが分かったところで、中古で選ぶ時の考え方を見ておきましょう。何を優先するかで、狙う時期が変わります。
- 価格がこなれていて手に入りやすい
- MT(1.2Lターボ)や1.8Lガソリンが選べる
- 特別仕様車の2.0L車も中古で出てくることがある
- 新しいToyota Safety Senseで安全装備が充実
- 10.5インチDAやコネクティッドナビに対応
- 2025年5月以降は標準装備がさらに増えている
『安さを取るか、装備を取るか』で迷う方がほとんどです。安全装備を重く見るなら、2022年10月以降を一つの線にしてみてください。
2019年10月以降に初回登録された車なら、自動車税(種別割)は1.8Lで年36,000円、旧1.5Lガソリンと1.2Lターボは年30,500円です。年式とエンジンで税額が違う点も、維持費の比較に入れておきましょう。
時期ごとに中古で確かめたいこと
同じカローラツーリングでも、時期によって見ておきたいところが違います。現車を見る前に、次の表を頭に入れておくと話が早いですよ。
| 時期 | 確かめたいこと | 理由 |
|---|---|---|
| 前期 ハイブリッド | 駆動用電池まわりの点検記録、保証の残り | 年数と距離が進んでいる車が多い |
| 前期 1.2Lターボ | クラッチの減り、オイル交換の記録 | MTとターボは乗り方の差が出やすい |
| 前期 1.8Lガソリン | 装備(ディスプレイ、安全装備)の中身 | 後期と比べて装備差が大きい |
| 後期 1.5Lガソリン | 2WDかどうか、燃費の実際 | 設定や燃費は公式で確かめきれていない(要確認) |
| 2025年5月以降 | 標準装備とメーカーオプションの区別 | グレードで標準装備が違う |
『前期のハイブリッドって、電池は大丈夫?』と心配になりますよね。メーカー保証の残りや、点検の記録簿があるかは、お店で聞けば教えてもらえます。
- 車検証の型式と初度登録年月が、店頭表示と合っているか
- 点検記録簿(メンテナンスノート)が残っているか
- リコールや改善対策の作業が済んでいるか
- 前のオーナーがホイールやナビを替えていないか
中古の選び方の全体はカローラツーリングの中古車の選び方でまとめています。
カローラツーリング買いたいドットコム
カローラツーリングの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、カローラツーリングの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
在庫を年式や型式で絞り込んで見ると、前期と後期で価格がどれくらい違うかが分かりやすくなります。
海外仕様と見間違えないように
ネットで見かける「Corolla Touring Sports」は、欧州などの海外仕様です。全長4,650mm・全幅1,790mm・ホイールベース2,700mmと、国内仕様(全長4,495mm・全幅1,745mm・ホイールベース2,640mm)より大きい別寸法です(海外仕様はメディア情報)。
年式や型式を調べていて海外の情報が混ざると、話が合わなくなります。違いはカローラツーリングの欧州仕様・北米仕様とは?で書いています。
新車も含めて考えている方は、いまの値引きの目安もカローラツーリングの値引き相場と限界額で見ておくと、中古との比べ方が分かりやすいですよ!
- トヨタ カローラ ツーリング 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
カローラツーリングの前期と後期はいつで分かれますか?
2022年10月3日の一部改良が境目です。2019年9月〜2022年9月が前期、2022年10月以降が後期です。2025年5月からはハイブリッド専用になりました。
型式で年式は分かりますか?
前期と後期以降はほぼ分かります。ただZWE219W/ZWE215Wは2022年10月から今まで同じなので、2024年や2025年の改良の前後は初度登録年月と装備で見分けます。
カローラツーリングに歴代モデルはありますか?
ツーリングは2019年発売の1代だけです。それより前のカローラのワゴンは、カローラ フィールダーという別の車です。
前期のグレードSやG-Xは後期の何に当たりますか?
後期でグレードが再編されたので、そのまま対応するわけではありません。装備はカタログの装備表で比べるのが確実です。
旧カタログはどこで見られますか?
トヨタ公式サイトの過去の車種の情報や取扱説明書、販売店への相談で確かめられます。紙のカタログはフリマなどで出てくることもあります。
いまでもガソリン車は買えますか?
新車では2025年5月にガソリン車が廃止されたので、中古で探すことになります。前期の1.8Lか、後期の1.5Lです。
まとめ
- カローラツーリングの世代は2019年9月発売の1代だけ(E210系)
- 前期(〜2022年9月)はW×B/S/G-X、後期(2022年10月〜)はW×B/G/X
- 2025年5月からはハイブリッドのみ。ガソリン車・MT・ターボは中古だけ
- 型式は車検証で確かめる。ZWE219W/ZWE215Wは初度登録年月と装備で細かく見分ける
- 安全装備を重く見るなら2022年10月以降が一つの目安





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