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カローラツーリングに乗り換えて、『あれ、サイドブレーキのレバーがない』と戸惑った方も多いはずです。足踏み式のペダルも見当たらないんですよね。
結論から言うと、カローラツーリングのサイドブレーキは、シフトの近くにある小さなスイッチで操作する電動式です。慣れると、ブレーキホールドと合わせて信号待ちがかなり楽になりますよ。
この記事を読めば、かけ方と外し方、ブレーキホールドの使い方、うまく動かない時の確かめ方が分かります。
サイドブレーキはどこにある?
トヨタ カローラ ツーリングのパーキングブレーキは、センターコンソールのシフトレバーのそばにある「P」マークのスイッチです。いわゆる電動パーキングブレーキ(EPB)ですね。
近くには「BRAKE HOLD」と書かれたスイッチも並んでいます。この2つが、止まっている時の車を支える役目をしています。
| 名前 | 見た目 | 役目 |
|---|---|---|
| 電動パーキングブレーキ | 「P」マークの引き上げ式スイッチ | 駐車中に車を止めておく |
| ブレーキホールド | 「BRAKE HOLD」と書かれた押しボタン | 信号待ちなどで足を離しても止まったままにする |
| シフトのP | シフトレバー(またはPボタン) | 変速機を固定する |
スイッチの細かい位置や形は、年式や仕様で少し違うことがあります。2019年9月発売の前期と、2022年10月以降の後期で内装が変わっているので、取扱説明書の図で確かめておくと安心です(年式の違いは年式ごとの違いで見られます)。
サイドブレーキはスイッチを引き上げてかけ、ブレーキを踏みながら押し下げて外します。ブレーキホールドは、信号待ちで足をブレーキから離せる別の機能です。

中古のガソリン車やMT車も同じ?
中古で前期のガソリン車(1.8L)や、1.2Lターボの6速iMT車を探している方もいますよね。これらは2022年10月の一部改良でなくなった仕様で、今は新車で買えません。
パーキングブレーキの操作のしかたは、年式や仕様で細かく違うことがあります。とくにMT車は坂道発進のしかたも変わるので、買う前の試乗で一度操作してみるのがおすすめです。
中古のMT車の注意点はMT(1.2Lターボ)は今買える?でまとめています。
パーキングブレーキのかけ方・外し方
使い方そのものは、とても簡単です。
- 車を止めて、ブレーキペダルを踏んだままにする
- パーキングブレーキのスイッチを引き上げる
- メーターのパーキングブレーキ表示が点いたことを確かめる
- 外す時は、ブレーキを踏みながらスイッチを押し下げる
- メーターの表示が消えたことを確かめてから走り出す
『レバー式みたいに、かかっている感覚がないから不安』という声もありますよね。かかっているかどうかは、メーターの表示で判断します。
例えばこんな場面です。
「スイッチを引いたつもりが、表示が点いていなかった」
坂道の駐車場で、これは怖いですよね。降りる前に、メーターの表示をひと目見る習慣をつけておきましょう。
シフトをPに入れると自動でかかる設定も
カローラツーリングの電動パーキングブレーキには、シフト操作と連動して自動でかかったり外れたりする動きがあります。
シフトをPに入れるとかかり、Pから動かして走り出すと外れる、という使い方です。オートの動きの入れ方・切り方や細かい条件は、年式と仕様で違うことがあるので、取扱説明書の「パーキングブレーキ」のページで確かめてください。
シートベルトを締めていない、ドアがきちんと閉まっていないなどの条件で、自動では外れないことがあります。その場合は、ブレーキを踏みながらスイッチを押し下げて外してください。
ブレーキホールドの使い方
『信号待ちでずっとブレーキを踏んでいるのが疲れる』という方にこそ使ってほしいのが、ブレーキホールドです。
止まった時にブレーキから足を離しても、車が止まったままになります。アクセルを踏めば、自然に解除されて走り出せるんです。
- シートベルトを締めて、ドアを閉めた状態にする
- 「BRAKE HOLD」のスイッチを押す(待機の表示が点く)
- 信号待ちでブレーキを踏んで止まる
- 作動の表示が点いたら、足をブレーキから離してもよい
- 走る時は、アクセルを踏めば自動で解除される
渋滞や信号の多い街中では、右足がかなり楽になりますよ。
ただ、長い時間止まったままだと、自動でパーキングブレーキに切り替わることがあります。これは故障ではないので、走り出す時にアクセルを踏むか、スイッチで外してください。
| 場面 | ブレーキホールドを使う? | 理由 |
|---|---|---|
| 信号待ち・渋滞 | 使うと楽 | 足を離しても止まったまま |
| 車庫入れ・細かい切り返し | 切っておくと動かしやすい | 止まるたびにホールドがかかる |
| 急な坂での発進 | 使うと安心 | 後ろに下がりにくい |
| 雪道や凍った路面 | 取扱説明書の注意を確かめる | 路面によっては動きが変わる |
『車庫入れの時にカクカクする』という悩みも、実はブレーキホールドが原因のことが多いんです。細かく動かす時だけスイッチを切ると、ずっと扱いやすくなります。

サイドブレーキが解除できない時は
ここがいちばん大事なところです。スイッチを押し下げても外れない時は、次の順番で確かめてみてください。
- ブレーキペダルをしっかり踏みながらスイッチを押しているか
- パワースイッチがONかREADYになっているか
- メーターにパーキングブレーキの警告が出ていないか
- 補機バッテリーが上がっていないか
- 冬場なら、ブレーキが凍りついていないか
電動パーキングブレーキは電気で動くので、補機バッテリーが上がると外せなくなることがあります。バッテリー上がりの対処はバッテリー上がりと交換の目安にまとめています。
『無理やり動かせば外れるかも』と考えるのはやめておきましょう。ブレーキをかけたまま走ると、部品が傷んだり熱を持ったりします。
パーキングブレーキの警告灯(黄色)が点いたり、ブレーキ警告灯(赤)が消えなかったりする時は、システムの異常やブレーキ液の不足が考えられます。安全な場所に止めて、販売店に連絡してください。
警告灯の色ごとの意味は警告灯・警告音の意味と対処で確かめられます。
冬の駐車でパーキングブレーキは使う?
雪の多い地域の方は、『冬はサイドブレーキを引かない方がいい』と聞いたことがありますよね。
気温がとても低い日に長く停めると、ブレーキが凍りついて外れなくなることがあるんです。電動式でも、この心配は変わりません。
- 取扱説明書の「寒冷時」の注意を先に読んでおく
- 凍結が心配な日は、シフトをPにして輪止めを使う方法もある
- 自動でかかる設定を使っている場合は、切り方を確かめておく
- 平らな場所を選んで停める
凍結対策の細かな方法は、地域の販売店がいちばん詳しいです。雪国で初めて冬を迎える方は、点検の時に聞いてみてください。
雪道での走りやすさは、E-Four(4WD)は必要かも参考になります。
洗車機やレーダークルーズの時はどうなる?
電動式ならではで迷いやすいのが、ガソリンスタンドの洗車機ですよね。
門型の洗車機は車を止めたまま機械が動くので、多くはパーキングブレーキをかけてPのままで大丈夫です。一方、車を載せて前に送るベルト式の洗車機では、Nにしてパーキングブレーキを外す必要があります。
『Nにしたのに、勝手にブレーキがかかった』という声もあるんです。シフトやパワースイッチの操作に合わせて自動でかかる動きがあるためで、故障ではありません。
- 門型か、車を送るベルト式かを店員さんに確かめる
- ベルト式なら、取扱説明書の「洗車機を使うとき」の手順を見ておく
- ブレーキホールドは切っておく
- 不安な時は、スタンドの人に操作を手伝ってもらう
もう1つが、全車速追従のレーダークルーズコントロールです。カローラツーリングは全車にToyota Safety Senseが付いていて、この機能も含まれています(トヨタ公式)。
渋滞で前の車が止まると、自分の車も止まってくれます。そのまま止まっている時間が長くなると、ブレーキホールドやパーキングブレーキに引き継がれることがあるんです。
止まった後に走り出す時の操作は、年式でアクセルを踏むかスイッチを押すかが違う場合があります。高速で使う前に、取扱説明書の「レーダークルーズコントロール」の項目を一度読んでおくと安心ですよ。
予防安全の機能全体は安全装備でできること・できないことで詳しく書いています。
故障や点検で気にしておきたいこと
電動パーキングブレーキは、普段の使い方で壊れることはあまりありません。ただ、後ろのブレーキパッドを替える時は、専用の手順や機械が必要になることがあります。
『パッド交換くらいなら自分で』と考える方もいますよね。でも、電動式は昔の手引き式と作業のしかたが違うので、お店に任せるのが安心です。
| よくある相談 | 考えられること | 相談先 |
|---|---|---|
| かける時に「ウィーン」と音がする | 動いている音で、正常なことが多い | 気になれば点検時に |
| 警告灯が点いたり消えたりする | システムの異常の可能性 | 販売店 |
| 外れるまでに時間がかかる | 寒さや電圧の低下など | 販売店 |
| 後ろのブレーキの交換 | 専用の手順が必要なことがある | 販売店・整備工場 |
かける時や外す時のモーター音は、電動式ならではの音です。毎回同じような音なら、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
修理費の目安や、ほかの故障しやすい場所は故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめています。
- 国土交通省「自動車総合安全情報」:安全装備・点検整備の公的な案内
よくある質問
カローラツーリングのサイドブレーキはどこですか?
シフトレバーの近くにある「P」マークのスイッチです。レバーや足踏みのペダルではなく、電動式のパーキングブレーキになっています。
パーキングブレーキの外し方を教えてください。
ブレーキペダルを踏みながら、スイッチを押し下げます。メーターの表示が消えたことを確かめてから走り出してください。
ブレーキホールドはずっと入れておいていいですか?
信号待ちや渋滞では便利です。車庫入れなど細かく動かす時は、切っておくと扱いやすくなります。
サイドブレーキが外れない時はどうすればいいですか?
ブレーキを踏んでいるか、パワースイッチがONか、補機バッテリーが上がっていないかを確かめてください。警告灯が点いている時は販売店に連絡しましょう。
冬はパーキングブレーキを使わない方がいいですか?
とても寒い日はブレーキが凍りつくことがあります。取扱説明書の寒冷時の注意を確かめ、心配な時はPと輪止めで停める方法もあります。
まとめ
- カローラツーリングのサイドブレーキは、シフト近くのスイッチで操作する電動式
- かける時は引き上げ、外す時はブレーキを踏みながら押し下げる
- ブレーキホールドは信号待ちで便利。車庫入れの時は切ると扱いやすい
- 外れない時は、ブレーキの踏み方・電源・補機バッテリー・凍結を確かめる
- 警告灯が点いたら、安全な場所に止めて販売店へ
これから新車で買う方は、トップのカローラツーリングの値引き相場と限界額もあわせて見てみてください。





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