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ワゴンでMTに乗りたくて、『カローラツーリングにマニュアル車ってあるの?』と調べていませんか。いまの新車カタログを見てもMTが見つからなくて、戸惑った方もいるはずです。
結論から言うと、2026年9月時点で、トヨタ カローラ ツーリングのMTは新車では買えません。MTがあったのは2019年9月〜2022年9月の前期だけで、1.2Lターボに6速iMTを組み合わせた仕様でした。いまは中古で探すことになります。
この記事を読めば、MT車の見分け方と、中古で失敗しないためのチェックポイントが分かります。
カローラツーリングのMTは今買える?
いちばん気になるところから答えます。新車のカローラツーリングは、2025年5月の一部改良で全車1.8Lハイブリッドになりました。ミッションはハイブリッド用の電気式無段変速機だけで、MTの設定はありません。
MTの1.2Lターボは、それより前の2022年10月の一部改良ですでに廃止されています。
| 時期 | MT(1.2Lターボ) | 買い方 |
|---|---|---|
| 2019年9月〜2022年9月(前期) | あり(6速iMT) | 中古で探す |
| 2022年10月〜2025年5月(後期) | なし(1.5Lガソリンに置き換え) | 設定なし |
| 2025年5月〜現在 | なし(ハイブリッドのみ) | 設定なし |
カローラツーリングのMTは、前期(2019年9月〜2022年9月)の1.2Lターボ・6速iMTだけです。型式はNRE210W。新車では買えないので、中古車を型式や「6MT」の表示で絞り込んで探しましょう。
『トヨタのワゴンでMTはもう無いの?』と残念に思いますよね。同じE210系でも「カローラ スポーツ」やセダンの「カローラ」の話と混ぜないように気をつけてください。
この記事はツーリングの話だけをしています。

1.2Lターボ・6速iMTとはどんな仕様?
前期のMT車は、1.2Lの直列4気筒ターボエンジン(8NR-FTS)に、6速のiMTを組み合わせていました。2WDのみです。
iMTは、トヨタがMTに付けた制御の名前です。変速や発進の時に、エンジンの回転をちょうどよく合わせる手助けをしてくれます。
| 項目 | 1.2Lターボ(MT) |
|---|---|
| 型式 | NRE210W(メディア情報) |
| エンジン | 8NR-FTS(1.2L 直4ターボ) |
| ミッション | 6速iMT |
| 駆動 | 2WD |
| 販売時期 | 2019年9月〜2022年9月 |
| 設定グレード | W×B 等(メディア情報・要確認) |
| 自動車税(種別割) | 年30,500円(1.0L超1.5L以下・2019年10月以降の初回登録) |
設定グレードは、公式の情報で確かめきれていません。中古車を見る時は、車検証の型式と、グレード表示の両方を見ておきましょう。
iMTでできること
『iMTって、普通のMTと何が違うの?』という方も多いはずです。操作はふつうのMTと同じで、クラッチペダルもシフトレバーもあります。
違いは、変速の時にエンジンの回転をほどよく合わせてくれることです。シフトダウンの時に自分でアクセルをあおらなくても、ギクシャクしにくくなります。
iMTの制御は、スイッチで切ることもできます(メディア情報)。自分で回転を合わせたい方は、切って乗ることもできるんです。細かな操作は取扱説明書で確かめてみてください。
MT車と他のパワートレインを比べると
前期のカローラツーリングには、MTのほかにハイブリッドと1.8Lガソリン(CVT)がありました。中古で選ぶ時に比べる相手になるので、違いを並べておきます。
| パワートレイン | 型式 | ミッション | 自動車税(年) |
|---|---|---|---|
| 1.8Lハイブリッド | ZWE211W/ZWE214W | 電気式無段変速機 | 36,000円 |
| 1.8Lガソリン | ZRE212W | CVT | 36,000円 |
| 1.2Lターボ | NRE210W | 6速iMT | 30,500円 |
自動車税は2019年10月以降に初回登録された自家用乗用車の額です。排気量が小さいぶん、1.2Lターボは税が少し安くなります。
- 自分で変速する楽しさがある
- 自動車税が1.8Lより年5,500円安い
- 数が少なく、MT好きには替えがきかない
- 中古の台数が少なく、探すのに時間がかかる
- オイル交換の間隔が短め(ターボ車のため)
- 家族で運転を分け合いにくい(AT限定免許では乗れない)
ハイブリッドとガソリン車の違いはカローラツーリングはハイブリッドだけ?中古のガソリン車との違いでくわしく比べています。
パドルシフトがあればMTの代わりになる?
『MTは無理でも、パドルシフトで変速できればいい』という方もいますよね。
パドルシフトは、ハンドルの裏にある板を指で引いて、段を切り替えるような操作ができる装備です。ただ、クラッチ操作はないので、MTとは別物と考えてください。
パドルシフトの有無は、年式とグレード、パワートレインで違います。気になる時は、中古車の装備欄やカタログの装備表で「パドルシフト」の記載を見ておきましょう。
中古のMT車を探す時の注意
ここからがいちばん大事なところです。MT車は台数が少ないので、見つけたら焦って決めがちです。
でも、MTならではのチェックポイントがあるんです!
- 車検証の型式がNRE210Wになっているか
- クラッチの減り(つながる位置が高すぎないか、滑らないか)
- シフトの入り(各段に引っかからず入るか、異音がないか)
- オイル交換の記録(ターボ車は間隔が短いので記録を重く見る)
- 改造の有無(マフラー、車高、クラッチなどが替えられていないか)
- 修復歴の有無
例えばこんなやり取りがよくあります。
「クラッチは交換したことがありますか」
「記録簿を見る限り、交換はしていないですね。試乗で確かめてみてください」
クラッチは消耗品です。交換すると費用がかかるので、試乗で確かめられるなら確かめておきましょう。
試乗できない場合は、クラッチやミッションに関する保証が付くかを聞いておくと安心です。整備の記録簿が残っていない車は、買った後の出費を多めに見ておきましょう。
ターボ車のオイル管理
ターボ車は、オイルの状態がエンジンの調子に響きやすい車です。トヨタの一般的な目安で、ターボ車のオイル交換は5,000kmか6か月と、ハイブリッドより短くなっています。
前のオーナーがこの間隔を守っていたかは、記録簿で見られます。オイルについてはカローラツーリングのオイル交換の時期・量・リセット方法で書いています。

MT車の維持費はハイブリッドとどう違う?
『MTは燃費や維持費で損しない?』と気になる方もいますよね。維持費の差が出るところを並べてみます。
| 項目 | 1.2Lターボ(MT) | 1.8Lハイブリッド(前期) |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割・年) | 30,500円 | 36,000円 |
| オイル交換の目安(トヨタの一般的な目安) | 5,000kmか6か月 | 15,000kmか1年 |
| クラッチ | 消耗品。減れば交換が要る | クラッチペダルなし |
| 燃費 | 前期の値は公式で確かめきれていない(要確認) | 同左 |
税はMTのほうが年5,500円安い一方で、オイル交換の回数はMTのほうが多くなります。クラッチの交換も、いつか来る出費として見ておきましょう。
前期の燃費は、この記事では数字を出していません。中古車の車両ページやカタログに載っている値は、測り方(JC08かWLTCか)も一緒に見ておくと比べやすいです。
AT限定免許ではMT車を運転できません。家族で運転を分け合う予定がある方は、誰が乗るかを先に考えておきましょう。任意保険の運転者の範囲とも関わってきます。
維持費の全体の考え方はカローラツーリングの維持費は年間いくら?で書いています。
MT車の探し方と、見つからない時の考え方
MT車を探す時は、中古車サイトで「6MT」「MT」「1.2ターボ」などの条件で絞り込むのが早いです。年式は2019年9月〜2022年9月に絞ると、ほかの仕様が混ざりにくくなります。
- 年式を2019年〜2022年に絞る
- ミッションを「MT」、排気量を「1.2L」で絞る
- 気になる車の型式がNRE210Wか確かめる
- 記録簿と保証の有無をお店に聞く
- 試乗してクラッチとシフトを確かめる
カローラツーリング買いたいドットコム
カローラツーリングの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、カローラツーリングの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
在庫は時期と地域で大きく変わります。見つからない時は、条件を少しゆるめて、遠方のお店も含めて見てみてください。
遠方の車を買う時は、陸送の費用と、納車後の点検や保証をどこで受けられるかも聞いておきましょう。MT車は台数が少ないので、近くのお店で同じ仕様を見比べられないこともあります。
写真だけで決める時は、運転席まわりやペダルの写真を追加で送ってもらうと、使われ方の見当がつきやすいですよ。
どうしても見つからない時は
MTのカローラツーリングがなかなか見つからない時は、次の考え方もあります。
| 考え方 | 中身 |
|---|---|
| 条件をゆるめる | 年式・走行距離・色の条件を広げる |
| 地域を広げる | 遠方の在庫も見て、陸送を相談する |
| 前身の車も見る | 5ナンバーワゴンのカローラ フィールダーの中古も候補に |
| MTにこだわらない | ハイブリッドやガソリン車(CVT)で考え直す |
フィールダーとの違いはカローラフィールダーとツーリングの違いで書いています。年式ごとの仕様の違いをもう一度見たい方は、カローラツーリングの年式ごとの違いにまとめています。
新車のハイブリッドも候補に入れるなら、値引きの目安をカローラツーリングの値引き相場と限界額で見ておくと、中古のMTとの比べ方が分かりやすくなりますよ!
- トヨタ カローラ ツーリング 公式サイト:最新の価格・グレード・装備はメーカーの公式情報で確認できます
よくある質問
カローラツーリングのマニュアル車はいまも新車で買えますか?
買えません。MTは前期(2019年9月〜2022年9月)の1.2Lターボ・6速iMTだけで、2022年10月の一部改良で廃止されました。2026年9月時点の新車はハイブリッドのみです。
MT車の型式は何ですか?
NRE210Wです(メディア情報)。車検証の型式欄で確かめられます。
ターボはMTだけでしたか?
カローラツーリングのターボは、前期の1.2Lターボ(8NR-FTS)だけで、6速iMTとの組み合わせでした。
パドルシフトはMTの代わりになりますか?
パドルシフトはクラッチ操作のない装備なので、MTとは別物です。付いているかどうかは年式とグレードで違うので、装備表で確かめてください。
中古のMT車で一番気をつけることは何ですか?
クラッチの減りとオイル交換の記録です。試乗でクラッチのつながり方とシフトの入りを確かめ、記録簿を見せてもらいましょう。
MT車の自動車税はいくらですか?
1.2Lターボは1.0L超1.5L以下の区分で、2019年10月以降に初回登録された自家用乗用車なら年30,500円です。1.8Lのハイブリッドやガソリン車(年36,000円)より5,500円安くなります。
まとめ
- カローラツーリングのMTは前期の1.2Lターボ・6速iMTだけ(2019年9月〜2022年9月)
- 2022年10月に廃止。2026年9月時点で新車のMT・ターボはない
- 型式はNRE210W。車検証で確かめてから探す
- 中古ではクラッチ・シフト・オイル交換の記録・改造の有無を見る
- 見つからない時は条件や地域を広げる。フィールダーやハイブリッドも候補に





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