カローラツーリングの故障しやすい箇所と修理費の目安

整備工場でボンネットを開けて点検中のステーションワゴン

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カローラツーリングに乗っていて、急に警告灯が点いたりエアコンの効きが悪くなったりすると『これって故障?修理代はいくらかかるの?』と不安になりますよね。

結論から言うと、トヨタ カローラ ツーリングは故障が多い車ではありません。ただ、補機バッテリーやエアコン、スマートキーの電池のように、年数や距離で手入れが必要になる部分はあります。

この記事では、相談の多い箇所と修理費の目安を一覧にしたうえで、リコールの調べ方や修理か売却かの考え方まで順番にお伝えします。

目次

カローラツーリングは故障しやすい?

まず気になるのは、そもそも壊れやすい車なのかどうかですよね。

カローラツーリングの1.8Lハイブリッドは、トヨタが長く使ってきた2ZR-FXEエンジンとモーターの組み合わせです。前期(2019年9月〜)から現行まで、基本の仕組みは同じなんです。

先に結論

カローラツーリング特有の「ここが壊れやすい」という決まった弱点が公表されているわけではありません。気を付けたいのは、どの車でも年数で傷む消耗品と、ハイブリッド車ならではの補機バッテリーです。

『ハイブリッドは部品が多いから壊れやすいのでは?』と思う方もいるはずです。

たしかに部品の数は増えますが、ブレーキは回生ブレーキが働くぶんパッドが減りにくい、といった良い面もあります。故障のしやすさより、手入れの時期を知っておくことのほうが大事なんです。

故障・不調が出やすい箇所と修理費の目安

相談が多い箇所を、症状と費用の目安で並べました。費用は部品と工賃を合わせた目安で、販売店・整備工場・地域・年式で変わります。

箇所よくある症状修理・交換費用の目安
補機バッテリーシステムが起動しない(READYにならない)2万〜5万円程度
エアコン効かない・臭いフィルター数千円〜、ガス補充1万〜2万円程度、部品交換は10万円以上になることも
スマートキー反応が悪い・電池切れ表示電池代数百円程度(自分で交換する場合)
タイヤ摩耗・パンクサイズとブランドで大きく変わる
ライト・ランプ類球切れ・片側だけ暗いLEDはユニット交換になり高くなりやすい
ワイパー拭きムラ・ビビり数千円程度
駆動用電池(ハイブリッド)警告表示・燃費の急な悪化保証外だと高額になりやすい

上の金額は、よく聞く幅をまとめた目安です。正確な金額は見積もりで確かめてみてください。

カローラツーリングの故障しやすい箇所と修理費の目安の図解

補機バッテリーはハイブリッドでも上がる

意外と多いのが「バッテリー上がり」の相談です。

ハイブリッド車には、走るための駆動用電池とは別に、システムを起動するための12Vの補機バッテリーがあります。これが弱ると、ボタンを押してもREADYにならないことも。

しばらく乗らない日が続いた時や、ドラレコを駐車中も動かしている時に起こりやすいんです。交換の時期や手順はカローラツーリングのバッテリー上がりと交換で詳しく書いています。

エアコンの不調は季節の変わり目に気づく

エアコンは、夏の初めや冬の初めに「あれ、効きが悪い」と気づくことが多いですよね。

原因はフィルターの詰まりのような軽いものから、ガス漏れやコンプレッサーのような重いものまであります。原因別の見分け方はカローラツーリングのエアコンが効かない・臭いときの原因にまとめました。

駆動用電池(ハイブリッドバッテリー)は心配しすぎなくていい

ハイブリッド車で一番高い部品といえば、走るための駆動用電池ですよね。『いつか交換で大金がかかるのでは』と心配する声はよく聞きます。

実は、駆動用電池は数年で壊れるような部品ではありません。トヨタの特別保証の対象に入る期間もあるので、まずは保証が残っているかを確かめるのが先です。

駆動用電池の不調で気づきやすいサイン
  • ハイブリッドシステムの警告メッセージが出る
  • 以前より明らかに燃費が落ちた
  • エンジンがかかる回数が急に増えた気がする

こうしたサインがあっても、別の原因のこともあります。自己判断で乗り続けず、販売店で診断してもらいましょう。

タイヤとブレーキはグレードで費用が変わる

タイヤは故障というより消耗品ですが、交換費用はグレードで差が出ます。Xは195/65R15、Gは205/55R16、W×BとACTIVE SPORTは215/45R17です(トヨタ公式)。

インチが大きいほど、タイヤ4本の値段は上がりやすいんです。見積もりを取る時は、自分の車のサイズを伝えておきましょう。

ブレーキパッドは回生ブレーキのおかげで減りにくい傾向があります。ただ、減りにくいぶん点検を忘れがちなので、車検や点検のたびに残り具合を見てもらってください。

詳しくはタイヤサイズと交換費用で書いています。

警告灯・スマートキーのトラブルは自分で見分けられる

「故障かも」と思ったら、まず確かめてほしいのがメーターの表示です。

警告灯は色で緊急度が分かります。赤はすぐに安全な場所に止める、黄色は早めに点検、緑や青は機能が動いている合図、というのが基本です。

修理に出す前に自分で見ておくこと
  • メーターに点いている警告灯の色と形を写真に撮る
  • マルチインフォメーションディスプレイのメッセージを控えておく
  • 症状が出た時の状況(走行中か停車中か、気温など)をメモする
  • スマートキーの反応が悪いだけなら電池切れを先に疑う

警告灯の一覧と点いた時の対処はカローラツーリングの警告灯・警告音の意味と対処で見られます。

スマートキーの反応が悪い時は、故障より電池切れのことが多いんです。電池の交換手順はスマートキー電池交換の手順と電池の型番で順番に書いています。

リコール・サービスキャンペーンの調べ方

『自分のカローラツーリングにリコールは出てる?』という方も多いですよね。

リコールやサービスキャンペーンは、型式や製造時期で対象が細かく分かれています。ネットの噂で判断せず、自分の車の車台番号で調べるのが確実です。

リコール対象かどうかの調べ方
  1. 車検証を用意して「車台番号」を確認する
  2. トヨタ公式サイトのリコール等情報対象車両検索に車台番号を入れる
  3. 対象なら、販売店に連絡して無料修理の予約を取る
  4. 中古で買った車なら、前の持ち主が修理済みかも販売店で確認する
車台番号からリコール対象を調べる手順の図解

国土交通省のサイトでも、自動車のリコール情報を検索できます。対象の修理は原則無料なので、案内のハガキが届いたら早めに予約しておきましょう。

型式の目安

カローラツーリングの型式は、前期ハイブリッドがZWE211W(2WD)/ZWE214W(E-Four)、2022年10月以降のハイブリッドがZWE219W/ZWE215Wです(前期の型式はメディア情報)。車検証の「型式」欄で確かめられます。

年式ごとの違いはカローラツーリングの年式ごとの違いで見分け方を書いています。

故障じゃないけど交換の相談が多い部品

カローラツーリングでは、故障というより「替えたい」という相談が多い部品もあります。エンブレム・ツイーター・ホーンの3つです。

エンブレム交換

リアのエンブレムを黒いものや別デザインに替える方が多いです。

純正エンブレムは両面テープで付いていることが多く、ドライヤーで温めながら糸で剥がす方法がよく紹介されています。塗装を傷めやすいので、不安なら販売店やカー用品店に頼むほうが安心です。

ツイーター交換

音質を上げたくて、ツイーター(高音用スピーカー)を社外品に替える方もいます。

内張りを外す作業や配線の加工が入るので、慣れていない方はプロに頼むのが無難です。取り付けの可否や配線は、グレードやオーディオの種類で変わります。

ホーン交換

純正の「ビー」という音を、2つ鳴らすタイプのホーンに替える方もいます。

ホーン交換の注意

ホーンには保安基準があり、音の大きさや音色が決められています。社外品は「車検対応」と書かれたものを選び、取り付け後に正常に鳴るかを確かめておきましょう。

見た目や音を変えるパーツの話はカローラツーリングのカスタムパーツ・ドレスアップでまとめています。

保証とメンテナンスで修理費を抑えるには

修理費を抑える一番の近道は、保証をうまく使うことです。

トヨタの新車保証には、一般保証(3年または6万km)と、エンジンやハイブリッドの主要部品などが対象の特別保証(5年または10万km)があります。中古車でも、保証期間内なら販売店で継承の手続きをすると受けられることが多いんです。

保証の種類期間の目安主な対象
一般保証3年または6万km電装品・エアコンなど幅広い部品
特別保証5年または10万kmエンジン・ハイブリッドの主要部品など

保証の細かい対象は年式と契約で違います。保証書(メンテナンスノート)で確かめてみてください。

『保証が切れたら何を気にすればいいの?』と思いますよね。

日頃の点検で見ておきたいのは、オイル・タイヤ・フィルターの3つです。オイル交換の時期と量やエアコンフィルター・ワイパー交換の手順も参考にしてみてください。

修理費が高い時は売却も考えておく

年数が経って大きな修理が見えてきたら、『直して乗るか、売って乗り換えるか』で迷いますよね。

目安の一つは、修理費と今の車の価値を比べることです。修理に数十万円かかるのに、車の価値がそれに近いなら、売却を考える価値があります。

修理して乗り続けたほうがよい時
  • 修理費が車の価値に比べて小さい
  • 走行距離が少なく、ほかの部分は元気
  • 保証やリコールで無料・安く直せる
売却も考えたほうがよい時
  • 修理費が車の価値に近い、または超える
  • 近いうちに車検やタイヤ交換も重なる
  • 故障が続き、次の不調も心配

売る場合、修理前のまま査定に出しても値段は付きます。直してから売るか、そのまま売るかは、査定額と修理費を並べて決めるのが無理のない順番です。

まずは今の車にいくら付くのか、調べておくと判断しやすくなります。

カローラツーリング買いたいドットコム

カローラツーリングの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、カローラツーリングの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

相場の目安はカローラツーリングの買取相場、乗り換え先の値引きはカローラツーリングの値引き相場と限界額で確かめられます。

修理して乗るか売却するかの判断の流れの図解
公式・関連サイトの情報

よくある質問

カローラツーリングは故障が多い車ですか?

特に故障が多い車ではありません。補機バッテリーやエアコン、タイヤなど、年数や距離で手入れが必要になる部分を時期どおりに見ておくことが大事です。

リコールが出ているか調べる方法は?

車検証の車台番号を、トヨタ公式サイトのリコール等情報対象車両検索に入れて調べられます。対象なら販売店で原則無料で修理してもらえます。

ハイブリッドの駆動用電池は壊れやすいですか?

すぐに壊れる部品ではありません。特別保証の対象になる期間があるので、警告表示が出たら保証期間内かを先に確かめましょう。

エンブレムやホーンの交換は車検に通りますか?

エンブレムは見た目の部品なので問題になりにくいです。ホーンは保安基準があるので、車検対応品を選んでください。

修理と売却はどちらがいいですか?

修理費と車の価値を並べて考えるのがおすすめです。修理費が車の価値に近いなら、売却も選択肢に入れてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • カローラツーリングは故障が多い車ではないが、消耗品と補機バッテリーは要注意
  • 修理費は箇所ごとに幅があり、エアコンや駆動用電池は高額になりやすい
  • リコールは車検証の車台番号で調べるのが確実
  • エンブレム・ツイーター・ホーンは故障より交換の相談が多い
  • 大きな修理の前に、今の車の価値を調べて修理か売却かを決める
カローラツーリング買いたいドットコム

カローラツーリング買いたいドットコム 編集部

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