カローラツーリングのローダウン・車高調|乗り心地と車検の注意点

車高を下げたステーションワゴンの側面

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カローラツーリングをもう少し低くして、ワゴンらしい伸びやかなシルエットにしたい。そう考えて車高調やダウンサスを調べ始めた方も多いはずです。

結論から言うと、手軽に下げたいならダウンサス、高さや硬さを細かく決めたいなら車高調です。ただ、ノーマルの最低地上高は130mmなので、下げすぎると底を擦る場面と車検の心配が一気に増えます。

この記事を読めば、下げ方ごとの違いと費用の目安、車検と日常で困らないラインが分かります。

目次

カローラツーリングのサスペンションはどんな形?

まずはノーマルの足回りから見ておきましょう。トヨタ カローラ ツーリングの主要諸元表では、フロントがマクファーソンストラット式、リヤがダブルウィッシュボーン式です。

リヤがダブルウィッシュボーン式なので、車高調やダウンサスは前後で部品の形が違います。『前後で同じバネを替えるだけ』とはいかないんです。

先に結論

ローダウンの部品は「2WDかE-Fourか」「年式」で適合が分かれます。買う前に、車検証の型式(2WDはZWE219W、E-FourはZWE215Wなど)で適合表を確かめるのが出発点です。

項目ノーマルの数値
サスペンション(前/後)マクファーソンストラット式/ダブルウィッシュボーン式
最低地上高130mm(現行・トヨタ公式)
全高1,460mm
タイヤ(W×B・ACTIVE SPORT)215/45R17
車両重量(2WD/E-Four)1,350〜1,390kg/1,400〜1,440kg

ACTIVE SPORTの2WDには、メーカーの専用チューニングのサスペンションが付いています。『下げたいけど、いじるのは不安』という方は、まずこの仕様を試乗してみるのも一つの手です。詳しくはカローラツーリング ACTIVE SPORTの中身と価格で見られます。

車高調とダウンサス、どっちを選ぶ?

ローダウンの方法は、主に車高調とダウンサスの2つです。違いを表で並べてみます。

方法下がり方乗り心地費用の目安(部品+工賃)向いている人
ダウンサス決まった量だけ下がるノーマルより少し硬め数万円〜10万円程度手軽に少しだけ下げたい
車高調高さを自分で調整できる製品と設定しだい15万〜30万円程度高さと硬さを細かく決めたい
エアサス走行中以外は好きに上下製品しだい車高調より高くなりやすい見た目と日常を両立させたい

費用はメーカーや取り付け店、アライメント調整の有無で変わります。あくまで目安として見てください。

「ダウンサスで何センチくらい下がりますか?」
「製品によりますが、前後で数センチ程度のものが多いですね」

こんなふうに、下がる量を先に聞いておくとイメージしやすいです。

車高調とダウンサスの違いを比べた図解

ダウンサス

ダウンサスは、ノーマルのショックアブソーバーはそのままに、バネだけを短いものに替える方法です。費用を抑えられて、下がり方も控えめなものが多いんです。

ただ、ショックはノーマルのままなので、バネとの相性で跳ねる感じが出ることも。気になる方は、ショックもセットになった製品を選ぶと落ち着きやすいです。

車高調

車高調は、バネとショックを一体で替えて、高さや減衰力を調整できる部品です。見た目をぴったり決めたい方や、ツライチを狙う方に選ばれています。

自由度が高い分、下げすぎやすいのが落とし穴です。高さを決めたら、アライメント調整までセットで考えておきましょう。

取り付けまでの流れ

車高調やダウンサスは、部品を買って終わりではありません。取り付けたあとの調整まで含めて1つの作業なんです。

ローダウンの手順
  1. 車検証で型式と駆動方式を確かめる
  2. 適合する製品を選び、下がる量を確かめる
  3. 取り付け店で、工賃とアライメント調整の見積もりを取る
  4. 取り付け後、ヘッドライトの光軸とセンサーの調整を相談する
  5. しばらく走ってから、高さや硬さを見直す

取り付けてすぐはバネがなじんでいないので、少し走ると車高がわずかに下がることもあります。数百キロほど走ってから、もう一度高さを測ってみてください。

どこまで下げられる?車検と底擦りの注意

いちばん気になるのが車検ですよね。保安基準では、最低地上高は9cm(90mm)以上が目安です。

ノーマルが130mmなので、計算上は40mm程度が上限の目安になります。ただしマフラーやエアロなど、いちばん低い部分から測るので、実際に下げられる量はもっと少なくなります。

車検で見られやすいところ
  • いちばん低い部分が9cm以上あるか
  • ヘッドライトの高さと光軸がずれていないか
  • タイヤやホイールがフェンダーからはみ出していないか
  • ショックやバネの取り付けに異常がないか

下げた車でよく聞くのが「カローラ ツーリング 底 擦る」という悩みです。フロントのエアロと組み合わせると、コンビニの段差や立体駐車場のスロープで擦りやすくなります。

段差に斜めにゆっくり入るだけでも、擦る回数は減らせます。エアロの擦りやすさはカローラツーリングのエアロで部位ごとに見ています。

予防安全への影響

カローラツーリングには、全車にToyota Safety Senseが付いています。前のカメラやレーダーで周りを見張る仕組みなので、車高が大きく変わると見え方がずれることがあるんです。

車高を変えたあとは、販売店や取り付け店に、センサーの調整が必要かを相談してみてください。

ツライチとホイールの注意

「ツライチ」は、タイヤとホイールの外側をフェンダーとそろえるカスタムです。ローダウンとセットで狙う方が多いですよね。

ただ、はみ出しは車検で見られます。タイヤの一部なら10mm未満のはみ出しが認められる基準の改正がありましたが、ホイールやナットがはみ出すのは認められません。

項目考え方
ホイールのPCD・穴数100・5穴(国内仕様・メディア情報)
ノーマルのタイヤX 195/65R15/G 205/55R16/W×B 215/45R17
はみ出しホイール・ナットは不可。判断は検査で
下げた時の干渉ハンドルを切った時のフェンダーとの接触

下げるとタイヤとフェンダーのすき間が小さくなって、段差でこすることもあります。ホイールのサイズ選びはカローラツーリングのホイールサイズとインチアップで詳しく見られます。

ローダウンで車検と日常に関わるポイントを示した図解

E-Fourとリフトアップは別の注意がある

E-Fourは2WDと車の重さもリヤの作りも違うので、ローダウン部品の適合が分かれます。『2WD用を買ってしまった』ということがないよう、型式で確かめてから注文しましょう。

雪の多い地域でE-Fourを選んだ方は、下げすぎると雪のわだちで底を擦ります。

雪国では下げ幅を控えめにしておくのが安心です。E-Fourそのものの考え方はカローラツーリングのE-Four(4WD)は必要かで見られます。

リフトアップはできる?

逆に「リフトアップしてSUVっぽくしたい」という声もあります。ワゴンを少し上げるスプリングを出しているメーカーもあります。

費用は製品と取り付け店で変わるので、適合と一緒に見積もりで確かめてみてください。上げると重心が高くなって、ふらつきやすさや燃費にも影響が出ることがあります。

リフトアップの前に

地面からの高さが欲しいなら、はじめから最低地上高の高い車を選ぶ手もあります。ワゴンとSUVで迷っている方は、同じトヨタのカローラ クロスなどと比べてみるのもいいですね。

タワーバー・ドアスタビライザー・ECU書き換えは?

足回りを替えるほどではないけれど、少し走りを変えたい。そんな方が気になるのが、タワーバーやドアスタビライザーです。

パーツねらい気をつけること
タワーバー左右の取り付け部をつないでボディのゆがみを抑えるエンジンルームの作業スペースが狭くなる
ドアスタビライザードアとボディのすき間を埋める効果の感じ方は人それぞれ
軽量化荷物や部品を減らして軽くするワゴンの荷室の便利さとは引き換え
ECU書き換えエンジン制御の変更保証や車検への影響を事前に確かめる

どれも、効果の感じ方は人によって違います。「体感できた」という声もあれば「よく分からない」という声もあるので、期待しすぎないのがちょうどいいです。

ECU書き換えは、ハイブリッド車だとモーターと電池の制御も絡みます。メーカー保証が受けられなくなる場合もあるので、販売店に相談してから決めましょう。

1.2Lターボのチューニングは中古の話

「カローラ ツーリング ターボ チューニング」を調べている方もいますよね。1.2Lターボの6速iMTは2019年9月〜2022年9月の前期だけの設定で、新車ではもう買えません。

中古の1.2Lターボ車を探す話はカローラツーリングのMT(1.2Lターボ)は今買える?で書いています。

乗り心地と売る時への影響

下げると見た目はぐっと引き締まります。一方で、乗り心地が硬くなったり、段差で突き上げを感じたりすることも。

ローダウンで得られること
  • ワゴンの低く長いシルエットが際立つ
  • カーブでの車の傾きが小さくなりやすい
  • ホイールとフェンダーのすき間が締まって見える
ローダウンで気をつけること
  • 段差や雪道で底を擦りやすい
  • 乗り心地が硬くなりやすい
  • 売る時にプラスになりにくい

中古で売る時、ローダウン車はノーマルより評価が伸びにくいことがあります。純正の足回りを保管しておいて、売る前に戻すのも一つの方法です。

見た目のカスタムが売る時の値段にどう関わるかは、カローラツーリングのリセールバリューで見てみてください。

色で印象を変えたい方はカローラツーリングの色は何色ある?も参考になります。

新車の値引きの相場はカローラツーリングの値引き相場と限界額にまとめています。

下げる前のチェック
  • 型式で2WD用かE-Four用かを確かめた
  • 下げたあとの最低地上高が9cm以上残る
  • 家や職場の駐車場の段差を思い浮かべた
  • 純正部品を保管する場所がある
  • 取り付け店にアライメントとセンサーの相談をした
公式・関連サイトの情報

よくある質問

カローラツーリングのサスペンション形式は何ですか?

トヨタの主要諸元表では、フロントがマクファーソンストラット式、リヤがダブルウィッシュボーン式です。

車高調とダウンサスはどちらがいいですか?

手軽に少し下げたいならダウンサス、高さや硬さを細かく決めたいなら車高調です。費用は車高調の方が高くなりやすいです。

どこまで下げると車検に通らなくなりますか?

最低地上高は9cm以上が目安です。ノーマルは130mmですが、いちばん低い部分で測るので、実際に下げられる量は40mmより少なくなります。

E-Fourでも車高調は付けられますか?

E-Four用の製品があれば付けられます。2WDとは適合が分かれるので、車検証の型式で確かめてから選びましょう。

ローダウンすると売る時に不利ですか?

ノーマルより評価が伸びにくいことがあります。純正の足回りを保管しておき、売る前に戻す方法もあります。

まとめ

この記事の要点
  • 足回りは前がストラット式、後ろがダブルウィッシュボーン式
  • 手軽ならダウンサス、細かく決めたいなら車高調
  • ノーマルの最低地上高は130mm、車検の目安は9cm以上
  • E-Fourは適合が分かれ、雪国では下げ幅を控えめに
  • 純正部品を保管しておくと売る時に戻せる
カローラツーリング買いたいドットコム

カローラツーリング買いたいドットコム 編集部

カローラツーリングの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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