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キャンプや遠出の途中で、車の中でひと晩過ごせたら便利ですよね。『カローラツーリングって、後ろを倒せば寝られるの?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、後席を倒せば大人1人〜2人が横になれる長さはあります。ただ、完全なフルフラットにはなりにくく、天井も低いので、マットで段差を埋める準備が大事なんです。
この記事では、寝られる広さの数字と、フラットに近づける手順、マットの選び方を順番に紹介していきます。
カローラツーリングで車中泊はできる?
まずは、寝る場所の広さを数字で確かめておきましょう。
| 項目 | 数値 | 出典 |
|---|---|---|
| 荷室の奥行き(後席を倒した状態) | 約1,953mm | メディア情報 |
| 荷室の最大幅 | 約1,464mm | メディア情報 |
| 室内高 | 1,160mm | トヨタ公式 |
| 荷室容量(後席を倒した状態) | 最大802L | トヨタ公式 |
| 後席の倒し方 | 6:4分割可倒 | メディア情報 |
後席を倒した時の奥行きは約1,953mm(メディア情報)で、身長170cm前後の人なら足を伸ばして横になれる長さです。ただ、床に段差や傾きが残りやすいので、厚めのマットを敷くのが前提になります。
奥行きの数字は、測る位置で変わります。自分の身長でゆったり寝られるかは、実車で横になってみるのがいちばん確かです。
『室内高1,160mmって、どれくらい?』と思いますよね。大人が中であぐらをかくと、頭が天井に近くなる高さです。着替えや荷物の整理は、座ったままの姿勢になると考えておきましょう。

2人で寝られる?
荷室の最大幅は約1,464mm(メディア情報)です。ただ、左右のタイヤハウスの出っ張りがあるので、寝られる幅はもっと狭くなります。
大人2人だと、肩が触れ合うくらいの窮屈さになることも。1人ならゆったり、2人なら「寝られなくはない」くらいに考えておくと、がっかりせずに済みます。
フルフラットになる?段差の正体
『フルフラット』と書かれた情報を見かけることもありますが、実際には段差や傾きが残りやすいです。
| 気になるところ | 起きやすいこと | 対策の例 |
|---|---|---|
| 荷室の床と倒した背もたれの境目 | 段差ができる | デッキボードの高さを変える、クッションで埋める |
| 倒した背もたれの面 | 少し傾いている | 厚めのマットで吸収する |
| 背もたれの6:4の分かれ目 | すき間ができる | タオルや薄いマットで埋める |
| 前席の背もたれの後ろ | 足元に空間ができる | 荷物を置いて高さをそろえる |
上の表は一般的なワゴン車で起きやすいことで、トヨタが示しているものではありません。
2WDの荷室には2段に変えられるデッキボードがあると言われます(メディア情報)。上の段にすると、倒した背もたれとの段差が小さくなりやすいので試してみてください。
E-Four車のデッキボードの仕様は確認できていません。4WDで車中泊をしたい方は、販売店で実車を見せてもらいましょう。
フラットに近づける手順
準備の順番を決めておくと、現地で慌てずに済みます。
- 荷室と後席の荷物を前席や足元に移す
- デッキボードを上の段にして、床の高さをそろえる
- 後席の背もたれを両方とも前に倒す
- 段差やすき間にタオル・クッションを詰める
- 前席を少し前に出し、背もたれを起こして足元を広げる
- 厚めのマットを敷いて、寝袋や布団を広げる
- 窓にサンシェードを付けて、外からの目線と光をさえぎる
前席を前に出すと、足を伸ばせる長さが少し増えます。身長が高い方は、試してみる価値があります!
寝床づくりは、明るいうちに一度練習しておくと、暗い中でも迷わずに済みますよ!
後席の倒し方の細かい操作はカローラツーリングのシートアレンジとチャイルドシートで書いています。

実車で試しておきたいこと
『買ってから寝られないと分かったら困る』という方は、試乗の時に荷室を見せてもらうのがおすすめです。
後席を倒した状態で、実際に横になってみてください。販売店によっては、荷室に寝転んで確かめたいと伝えれば準備してもらえることもあります。
- 足を伸ばして寝られる長さか
- 段差が背中や腰に当たる場所はどこか
- あぐらをかいた時に頭が天井に当たらないか
頭はどちら向きがいい?
床がわずかに傾いている場合は、高いほうに頭を向けると寝やすくなります。頭と足の向きは、実際に横になって決めてみてください。
バックドア側に頭を向けると、夜中に外へ出る時に足元から出られて便利、という声もあります。
車中泊マットの選び方
車中泊の寝心地は、マットで大きく変わります。ここが大事なところなので、ていねいに選びましょう。
- 厚み(段差を吸収できるか)
- 幅(荷室の狭いところに収まるか)
- 畳んだ時の大きさ(普段の荷室を圧迫しないか)
- 空気を入れるタイプか、ウレタンか
- 薄いマットで段差が背中に当たる
- 幅が広すぎてタイヤハウスに当たって浮く
- 大きすぎて普段は置き場所に困る
- 空気を入れる手間が思ったよりかかる
厚みのあるマットほど段差を吸収しやすい一方、収納時にかさばります。車中泊の回数が少ないなら、キャンプ用の折りたたみマットを流用するのも一つの方法です。
荷室の形に合わせた専用品もあります。車種専用品を選ぶ時は、前期・後期や2WD・E-Fourで適合が違わないか確かめてからにしましょう。
空気式とウレタン、どっちがいい?
車中泊マットは、大きく分けて空気を入れて膨らませるタイプと、ウレタンなどの素材そのもので厚みを出すタイプがあります。
空気式は畳むと小さくなるので、普段の荷室を広く使いたい方に向いています。ただ、膨らませる手間と、穴が開いた時のリスクがあります。
ウレタンは広げるだけで使えて、段差の吸収も安定しやすいです。そのぶん畳んでもかさばるので、置き場所を決めてから選びましょう。
実は、両方を重ねて使う方法もあります。下に薄いウレタン、上に空気式を敷くと、段差を吸収しながら寝心地も調整しやすくなるんです。
窓のサンシェードも用意する
夜は車内の明かりで外から中が見えやすくなります。朝は日差しで早く目が覚めることも。
サンシェードやカーテンがあると、目隠しと暑さ・寒さ対策の両方に役立ちます。選び方はカローラツーリングのサンシェード・カーテン・フロアマットの選び方で紹介しています。
キャンプで使う時の荷物の積み方
キャンプで車中泊をすると、寝る場所と荷物の置き場所の取り合いになりますよね。
例えばこんな相談がよく出ます。
「寝床を作ったら、クーラーボックスの置き場所がない」
「屋根にボックスを付けて、夜はそこに荷物を逃がそうか」
ルーフボックスがあれば、寝袋以外の荷物を屋根に移して、荷室を寝床に使えます。取り付けの考え方はカローラツーリングのルーフキャリア・ルーフボックスで書いています。
釣りやサイクリングと組み合わせる方は、長い道具の置き場所も考えておきましょう。積み方はカローラツーリングに釣り竿・ロードバイクは積める?でまとめています。
- 厚めのマットと寝袋(季節に合った温度のもの)
- 窓のサンシェード・目隠し
- ランタンやヘッドライト(電池式)
- 換気用の網戸(窓に付けるタイプ)
- 飲み物とゴミ袋
荷室の広さや使い方はカローラツーリングの荷室の広さでくわしく書いています。
車中泊で気をつけたいこと
車中泊は手軽ですが、気をつけたいこともあります。
- 寝ている間のアイドリングは、周りの迷惑や一酸化炭素のおそれがあるので避ける
- 夏は車内が暑くなりやすく、熱中症に注意する
- 冬は寝袋と防寒着で寒さに備える
- 窓を少し開けるなどして換気をする
- 車中泊できる場所か、事前にルールを確かめる
ハイブリッド車は、エアコンを使っているとバッテリーの残りに応じてエンジンがかかります。夜中に急にエンジンがかかると、周りの人を驚かせることもあるんです。
寝ている間は、エンジンをかけたままにしない前提で、寝袋や服装で暑さ寒さに備えるのがおすすめです。
季節ごとの備え
エンジンに頼らない分、季節に合わせた準備が大事になります。
| 季節 | 起きやすいこと | 備えの例 |
|---|---|---|
| 夏 | 夜でも車内が暑い、虫が入る | 標高の高い涼しい場所を選ぶ、窓用の網戸、電池式の扇風機 |
| 冬 | 明け方に冷え込む、窓が結露する | 冬用の寝袋、厚手のマット、結露を拭くタオル |
| 春・秋 | 昼と夜の気温差が大きい | 重ね着できる服、ひざ掛け |
『冬はさすがにエンジンをかけたい…』と思いますよね。ただ、雪でマフラーがふさがると、排気ガスが車内に入るおそれがあります。雪の降る場所では、とくにアイドリングをしない前提で準備しておきましょう。
冬の結露は、朝に窓を拭いてから走り出すと視界が確保できます。タオルを1枚多めに持っていくと安心です。
車中泊していい場所
道の駅や高速道路のサービスエリアは、休憩のための施設です。長い時間の滞在や宿泊目的での利用を控えるよう案内しているところもあります。
ゆっくり車中泊をしたいなら、オートキャンプ場やRVパークのように、車中泊を受け入れている場所を選ぶと安心です。利用のルールや料金は、施設ごとに確かめてみてください。
カローラツーリングの車中泊が向いている人
最後に、どんな使い方なら満足しやすいかをまとめておきます。
| 使い方 | 向き・不向き | 理由 |
|---|---|---|
| 1人でのキャンプ・釣りの前泊 | 向いている | 奥行きに余裕があり、荷物も置ける |
| 大人2人での車中泊 | 工夫すればできる | 幅が窮屈になりやすい |
| 家族4人での車中泊 | 向いていない | 寝る場所が足りない |
| 連泊の旅 | 準備しだい | 荷物と寝床の入れ替えが毎日必要 |
家族みんなで車中泊を楽しみたいなら、背の高いミニバンのほうが楽です。家族での使い方はカローラツーリングは子育てに使える?で比べています。
車体の大きさや他車との違いはカローラツーリングのサイズ一覧を見てみてください。これから買う方は、カローラツーリングの値引き相場と限界額で予算の目安もつかめます。
よくある質問
カローラツーリングはフルフラットになりますか?
後席を倒すと広い床になりますが、段差や傾きが残りやすいです。デッキボードの高さを変え、厚めのマットを敷くとフラットに近づきます。
身長が高くても寝られますか?
後席を倒した時の奥行きは約1,953mm(メディア情報)です。前席を前に出すと少し伸ばせます。自分の身長で足りるかは、実車で横になって確かめてみてください。
2人で車中泊できますか?
最大幅は約1,464mm(メディア情報)ですが、タイヤハウスの出っ張りで寝られる幅は狭くなります。大人2人だと窮屈に感じやすいです。
エンジンをかけたまま寝ても大丈夫ですか?
周りの迷惑や一酸化炭素のおそれがあるので、寝ている間のアイドリングは避けましょう。寝袋や服装で暑さ・寒さに備えるのがおすすめです。
車中泊マットは何を選べばいいですか?
段差を吸収できる厚みと、タイヤハウスの間に収まる幅を目安に選びましょう。畳んだ時の大きさも見ておくと、普段の荷室を圧迫しません。
まとめ
- 後席を倒した奥行きは約1,953mm(メディア情報)、室内高は1,160mm(トヨタ公式)
- 完全なフルフラットにはなりにくく、段差と傾きをマットで埋める
- デッキボードを上の段にすると段差が小さくなりやすい(2WD・メディア情報)
- 1人ならゆったり、大人2人だと窮屈に感じやすい
- 寝ている間のアイドリングは避け、車中泊できる場所を選ぶ





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